SEOとネット広告の違い
SEO対策とネット広告の違いですが、SEO対策は、広告ではなく検索エンジンに高く評価してもらうために、WEBサイトを検索エンジン向けに最適に仕上げるWEB技術(チューニング)です。最適に仕上げた結果、YAHOOやGoogleなどの検索エンジンが高く評価して、検索結果の上位に掲載されるとアクセス数が増加します。ネット広告は、ネット媒体の広告スペースを購入すれば、一定期間ネットユーザーの目に付く場所に掲載できます。その結果、掲載期間中のアクセス数は増加します。ネット広告は、ここ数年リスティング広告の人気が高いです。それでは、SEOとネット広告の違いをさらに掘り下げて比較していきます。
比較１ 検索結果(SEOエリア)とネット広告(リスティングエリア)の区別
下記は検索サイトのYAHOOとGoogleの検索結果画面です。一見すると「検索結果」に見える、赤枠内の部分ですが、実はネット広告(リスティングエリア)だということをご存知ですか？このリスティング広告の代表的なものには、オーバアチュアとアドワーズの2つがあります。緑枠内の部分が検索サイトの検索結果(SEOエリア)となります。
比較２ SEOとリスティング広告では、どっちが効果あるの？
リスティング広告は、ユーザーがクリックした時のみ、課金される新しい成果報酬型の仕組み。一見安心でお得な広告のような気もします。しかし、これはアクセス数が増えれば増えるほど連動してクリック数も増えて、月額の広告費も増えることになります。一方、SEOは何人クリックしても費用は変わりません。 スペーシアのSEO対策は、成果報酬型と定額型のプランを提供しており、人気キーワードでも定額で、かつ完全成果報酬SEOを導入できるので、投資対効果に優れ、クリック数や成約件数などで課金されることもありません。
SEOもリスティング広告もWEBサイトにユーザーを集客できるマーケティング手法ですから、どちらも集客力のあるSEM戦略です。ただ下記の調査結果によると、ユーザーはリスティング広告よりも、通常表示される検索結果を好んでクリックするという調査結果もあるようです。よって、集客力はややSEOが効果的と考えられますが、十分な広告予算で中長期的なリスティング戦略を取り入れている一部企業では、集客効果や収益効果があります。
バナー広告と異なり、リスティング広告は文字中心の広告なので、広告だと知らずにいるネットユーザーもいます。でも「信頼性」で言えば、きちんとした検索結果のほうが好印象！という調査もあるようです。よってSEOで検索サイトの上位に表示される方がブランディングの効果が高いと考えられる。
YAHOOに掲載されるリスティング広告は、オーバーチュア経由で申込みを行い、即日で掲載開始が可能。Googleアドワーズも即日のため、リスティング広告のメリットは即効性に優れています。 一方、SEOは選定キーワードによって異なりますが、早くて1週間。検索エンジンによっては数ヶ月先になります。 よって、ある一定期間だけのプロモーションや季節に影響される商品やサービスの企業の場合は、リスティング広告の活用も適切と考えられます。